BKへ30

朝ドラ「だんだん」のスタジオ収録が始まってから３０回目のBK見学へ行ってきました。午後の収録開始の１４時１０分から見学終了１８時までの見学。見ることができたのはのぞみマンションでのシーンでした。

出演者は三倉茉奈、三倉佳奈、久保山知洋、伊藤麻衣。

シーンは第118回/9/1-1、/9A/1-1、4-1、4-2、14-2、30-1、第119回/9/1-1、1-2、17-1、/2/1-1。


・マンションのぞみの部屋。のぞみに涙の懇願をする着物姿の花香ちゃん。傍らにめぐみとスーツ姿の康太。

・のぞみ「花香ちゃん、うちは祇園を捨てたんや。逃げてきたらあかん」「もう夢花やない。うちは一条のぞみや」　花香「うち、温習会のお稽古が始まるのにちっとも上達せえへんし」「ほんまのお姉さんやと思って頼りにして、そやのに突然出ていかはった」「やっと舞妓になれたのに、ずっと比べられてうち…」　のぞみ「花香ちゃん…」。

・いたたまれない様子の康太「あのう、腹減っちょるだないかね。そげだ。買出しに行ってくるけん」　めぐみ「わたしも行く」　手さげからカセットテープを取り出し、涙で「お稽古つけとくれやす」と頭を下げる花香ちゃん。

・買出しから帰ってくる康太とめぐみ。マンション部屋玄関のドア前もリアルに作られてました☆　部屋にあがって目を見開くふたり。

・ふたりが見た光景は、紺の着物姿で正座し、花香に稽古をつけるのぞみ。「どこ見てんねん！」「違うそうやおへん、足反対や」。ラジカセから流れる曲に合わせて懸命に舞い続ける花香ちゃん。

・「花香ちゃん、こっち座って。康太さん、テープ再生してくれますか」。花香と入れ替わって舞い始めるのぞみ。見つめるめぐみ、見とれる康太。

・このシーンには舞の先生もやって来て熱心に指導されてました。収録時間は軽く１時間以上、アングルを変えて舞い続ける花香ちゃんとのぞみでした。第118回。

・第119回は玄関ドア前から。表札は「303 一条」となってました。

・キャリーバックをひいて帰って来た白い衣装ののぞみとスーツ姿の康太。康「日曜はどげするかね？」　の「行かへん。お母ちゃんはうちを試してはんのや」　康「試されたらええがね。のぞみちゃんは歌手としてはもう無理だが」「サリーミュージックを辞めた時点でのぞみちゃんの歌手生命は終わった」「営業してわかったけん、この世界は甘くないって」。マネージャーとしての無力さを詫びる康太。

・ひとり寝室で電気も付けず。舞の稽古付けで着ていた着物をたたむ手が止まり、深く考え込むのぞみでした。


さて本放送のほうは、のぞみの決意におされ、健太郎の「歌いたいんだが！」などからミュージシャンになりたかった気持ちを再燃させ取り戻しためぐみ（＾＾）　…めぐみの、まわりからの追い込まれ感がぬぐえずｗすごかった。

松江城での奇跡のハーモニー誕生シーンは本当に良かったし、いいシーンはたくさんあるのだけど。プロ歌手になる決意に至るまでの持って行き方に強引さを感じたり、そもそも歌に対する情熱がよくわからなかったり。昨年末に「ストーリー」を読んだときは想像してなかった～あんな石橋さんｗの存在がこんなに大きいとは。

歌手エピソードは面白そうだしメイン扱いだと想像して楽しみにしてましたが、思い込んでたほど重要ではなさそう。収録見学やあらすじ等読んでるのはありますが、これまでの流れでいくと放送期間にして約１か月で解散するのはさもありなんと思えます。その先に“本当にやりたいこと”があるのでしょうし。

とはいえ年末年始に発売される「だんだんサウンドトラック」「茉奈佳奈ふたりうた」２つのCD。関連イベントは東海・関東のみのようなのでキッパリあきらめ、ぜひともフラゲして、いよいよ始まる歌手編を存分に楽しみたいのは正直な気持ちです。